内容

7月27日（日曜日）10時から12時
講演名：世界のエネルギー地政学の激変と我が国エネルギー・環境政策の課題
講師：九州大学大学院経済学研究院准教授 堀井伸浩
概要：従来よりエネルギー小国として我が国はエネルギー安定供給に高い関心を払ってきましたが、近年は気候変動への関心に押され関心が薄れている面があります。しかしウクライナ戦争や中東情勢の不安定化により、我が国のエネルギー輸入価格は高騰し、貿易赤字の大きな原因となっています。我が国の発展にとって望ましいエネルギー・環境政策はどうあるべきか、最新のエネルギー基本計画の内容検討も含め、皆さんと考えます。

7月27日（日曜日）13時から15時
講演名：企業カルチャーの心理学－組織に流れる共通の価値観はいかに組織を活性化・衰退させるか－
講師：九州大学大学院人間環境学研究院准教授 池田 浩
概要：昨今、組織に流れる共通の価値観ともいうべき「カルチャー」（組織文化、風土）に起因する不祥事が相次いで報道されている。他方で、健全なカルチャーは組織を活性化させ、人々のウェルビーイングを高める機能も持つ。こうした「カルチャー」はいかに形成され、それはどのような構造を持つのか。また、なぜ企業によって望ましいカルチャーと、風通しの悪いカルチャーができるのだろうか。企業カルチャーに関わる最新の知見から、この問題を考えていきます。